#2回 燃焼試験 〜炭編〜

快適グッズ

ホワイトガソリンのストーブ類に続いて、”炭”を使うコンロの燃焼試験を行った。来たる10月20日(日)のジンギスカンイベントの段階的準備の一環である。

炭を使う場合は、最初の”儀式”とも言える”火起こし”の作業がとても重要になる。過去に何度となくBBQに参加してきたが、取っ掛かりの火起こしが上手くいかないと出鼻を挫かれてテンションが下がるし、美味しそうな食材を目の前にしてお腹も空いて、それでも火が起きない!となると、みんな言葉や態度に出さずとも苛立ってくるものだ。主催者は焦るし…。想像しただけでもゾッとする状況に陥ることになる。

そんな最悪のシナリオを避けるため、秘密兵器「火起こし器」を準備した。正確に言うと去年から買ってあったが、出番がなかったものを引っ張り出してきたのだ。

いい感じに火が起きた!

その取扱説明書によるとまず新聞紙を中に入れ、その上に炭を置き、着火すれば直ぐに火が起きると書いてある。しかし…、そのようにしても炙(いぶ)った煙が立ち昇るだけでなかなか火が起きる気配はない。

何が悪いのだろう?

しばらく考えたが原因が釈然とせず、新聞紙の代わりに着火剤を使用することにした。ジェル状の物は、いかにも風味や味に影響が出そうなイメージだったので、見た目もエコな感じの「文化たきつけ」を使ってみた。

一枚をバラして井形に組んで火を付けると、たちまち大きな炎が上がった。「先に炭を組んでおくべきだった!」と思ったが後の祭り。軍手を付けて火ばさみで炭をくべた。

するとみるみる間に炭の端が赤く燃えだした。成功だ! 着火剤の火力は思ったより強力だ。炭をひっくり返し、全面に火が回るようにしてもさほど時間がかかっていない。これなら前段のダーツやシューティングイベントが終わってからの点火でも十分に間に合うはずだ。火持ちが安定した炭からそれぞれのコンロに分配していけば良いだろう。仲間の協力も得やすそうだ。

炭は人数×1kgを用意すると良いそうだ。着火剤の”文化たきつけ”と合わせて少し多めに用意しておけば安心だ。

当日は、味付ジンギスカンを用意してくださるとのことで、鉄板焼きが良いのか、網焼きが良いのか思案中だ。エキスパートの方がいらしたらコメントをお願いします。

現時点では、どちらでも対応できるように網と鉄板を用意している。

レジャーコンロの鉄板は、そこそこ錆も出ているので後日、真鍮ブラシで整備をする必要がありそうだ。この鉄板は四辺に溝があり、肉汁などが溜まるように出来ている秀逸な親切設計だ。使わない手はないだろう。

コストコのBBQグリルには、フライパンが良さそうだ。新品ゆえに肉汁が落ちてギドギドになる網焼きは避けたい気持ちだ。恐らく最初だけだろうが。

コールマンのツーバーナーにも直径26cmのフライパンがちょうど2個乗る。こちらも積極的に使っていきたい。向かって左のサブバーナーは、温まるまでは機嫌が悪いが、燃え出せば抜群の安定感を示す。この辺の”癖”を仲間と共有すれば本当の意味でのチームワークが発揮出来ることになるだろう。

これで燃焼系は一通り掌握できたと思う。

今後は、包丁とまな板、調味料を準備するつもりだ。

つづく

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