精密にキャリブレーション

ターゲット

屋内射場にて絶大な人気を誇る”電子ターゲットST32R”。

楽しさの秘密は、エアガンから発射されたBB弾の弾着点と画面上に表示される弾着が正確に一致して表示されること。

ただし、そのためには事前にしっかりとシステムを校正しておく必要があります。

これを「キャリブレーション」といいます。つまり、実際にBB弾が当たったところを正確に表示するようにすることです。

これを怠るとシューティングを楽しめないばかりか、「コイツ使えねー💢」という残念な機材評価になってしまいます。特に初めて使って頂く方にこのような想いはさせたくありませんね?

写真は、「ブルズアイ20ターゲット」を使ってのキャリブレーションの様子です。画面の中央部のみならず、全面において校正するため、稀に発生する”放射状に弾着がズレる”ことの防止になります。

やり方は、各的の前面に付箋紙を貼って、その上からBB弾を撃ち込みます。すると付箋紙に凹みが出来るので爪楊枝で押して穴を開けます。開いた穴から画面の弾着表示を見通し、ズレていれば穴と一致する位置まで誘導し「OK」をクリックします。これを20個的分繰り返します。

メニューバーの「ツール」にある「連続補正モード」を活用すると大変効率的かつスピーディーにキャリブレーションを済ませることができます。

次回の利用時にキャリブレーションが狂っていないか?を確かめるには、射距離0mでまず「標準ターゲット」のど真ん中に1発、次に「ブルズアイ20ターゲット」の各的ど真ん中に片っ端からから撃ち込んでいきます。弾痕が概ね10点圏に命中していればキャリブレーションはズレていないと判断して良いでしょう

一人でも多くの方にST32Rの操作方法に精通して頂き、一人でも多くの方が同ターゲットでエアガン射撃を楽しんでもらえることを願って止みません。

我こそはという方は、まずガントレ用にローカライズされたA4版の簡易マニュアル(ラミネート加工済)を試して下さい。

ステップバイステップでシステムの立ち上げ、キャリブレーション、遠隔操作設定、システムの終了が出来るように必要最低限の操作方法が記載してあります。

更に詳細な操作は、備え付けの正式のマニュアルをご覧下さい。「グルーピング」「照準補正」など使いこなすための細部が確認できます。

コメント

  1. […] 最大の難関は、弾着調整のための「キャリブレーション」だ。 […]

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