実任務(実戦)を想定してエアガン訓練を行う「ガチ」な方にとって、マガジンのリアルカウント化は必須のカスタムでしょう。
デフォルトで実銃の2倍〜12倍以上の装弾数を誇るエアガンのマガジンを実銃のそれと同じ装弾数にぴったりと合わせることを「リアルカウント」といいます。
また、リアルカウントにしたマガジンのみの使用を前提としたサバゲーなどをリアカンゲームと呼んだりします。
リアルカウントにするには2つの方法があります。
一つは、マガジンに実銃と同じ数だけBB弾を込める方法。30発弾倉にはBB弾を30発といった具合にです。
もう一つは、マガジン自体を加工して実銃と同じ数のBB弾しか込められないようにする方法です。
前者は、空のマガジンから準備するのはさほど難しくないですが、BB弾が残っているマガジンに正確に継ぎ足してリアルカウント化するのは、ほぼ不可能です。
となるとマガジンそのものに加工を施すのが得策と言えるでしょう。
東京マルイ製の89式小銃を例にとると電動ガンの場合、マガジンスリーブから本体を抜き取り、予め穴が開いているところに短いピンを打つだけでリアルカウント化出来ます。
正確には31発入れることが出来ますが、電動ガンの構造上、初弾が必ずしも発射されないことがあります。そのための「捨て弾」と認識しております。
なお、電動ガンのマガジンを実銃の30発入り弾倉と同じ重量にリアルウエイト化する方法は、別稿で書いていますのでよろしければご覧ください。
後発で発売されたガスブローバックガンは、デフォルトで装弾数35発という何とも微妙な設定ですが、これをリアルカウント化するグッズを発見しました。
その名も「ガチ棒」です(^O^)
パカ山クラフトさんの作品です。自衛官が通常携行する6個弾倉に合わせて6個セットでの販売というのも「ガチ」ですね(笑)。
スプリングガイドの下にガチ棒を噛ませてBB弾5発分を底上げして制限するアイデアです。
組み込みに少しコツが要るようですが、お悩み解決の素晴らしいグッズです。
¥1,750(税別)
高価なガスブロのスペアマガジンを6本も揃えている方はそうそういないでしょう。仲間と3つずつシェアすれば半額という発想もありますね。
レンジオフィサーもいずれ組み込みたいと考えております。3個ずつシェアしたい方がいましたらお気軽に声をかけてください。
ちなみにこの「ガチ棒」東京マルイ製M4MWSのマガジンとも共用とのことです。
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