モデルガンの里親になりました!

モデルガン

GunTREXにモデルガン4丁がやって来ました!

最近は、トイガン=エアガンと思っている人も少なくないのでザックリ説明しておくと、BB弾を発射出来るのがエアガン。出来ないのがモデルガンです。モデルガンは、その内部構造が実銃並みにリアルに再現されています。もちろん銃刀法の基準にはしっかりと適合している合法的な大人の玩具なのです。

話を戻して、先日、旧知の方から久し振りに連絡が入りました。

2006年、日米共同訓練「ライジングウォリアーⅣ」でハワイの米陸軍第25軽歩兵師団が所在するスコフィールドバラックスで約1カ月の市街地戦闘訓練に一緒に参加した陸上自衛官のMさんです。連隊長を補佐する部署で勤務され、私とはカウンターパートの関係で大変お世話になった方です。

「モデルガンを寄贈したいんだけど。」

「ええっ、、!?」

どうやら自宅で大切に保管していたモデルガンを都合により処分しなければならない状況になったようです。

その”都合”とは、マニアの世界ではよくある話ですが、ご本人の名誉のためここでは伏せておくことにします。

もちろんGunTREXとしては、お断りする理由など何もないので快諾しました。

ご本人がどれほどモデルガンたちを大切にされていたかは想像に難くないですが、届いたコレクションの状態を見て直ぐにそれが確信に変わりました。

コルトガバメント シリーズ70 (写真はご本人提供)

一丁一丁、丁寧に梱包された上、緩衝材に包まれ、ダンボールの仕切りでしっかりとガードされて届きました。Mさんの手抜きのない仕事ぶりは、以前と変わらないようです。

米軍制式 M9 (手前 写真はご本人提供)

錆が浮きがちなチェンバーやマガジンは、新品同様に綺麗で、つい先程手入れを終えたような状態でした。

ガントレに欲しかったリボルバー

エアガン全盛期である今、改めてモデルガンに触れると、カートリッジのサイズ感といい強めのスプリングテンションといい胸がときめいてしまう要素がてんこ盛りです。

カートリッジと鉄製マガジンはモデルガンの醍醐味

さて、これらのモデルガンの使い道ですが、自衛官などのプロフェッショナル対象のGunTREX的には、①実銃の構造理解 ②弾倉への弾込め ③射撃中断時の抜弾 ④弾抜け安全点検 ⑤ガンハンドリングの習得などへの活用を主な用途として考えています。また、そういった所作を撮影した動画なども面白いと思います。

多くのガントレユーザーや動画視聴者にとってメリットのある使い方をしてあげるのが里親の役目かと思います。

モデルガンは、実銃ほど丈夫には出来てません。過度な空撃ちやスライドストップによるスライド解放は、破損や摩耗などの故障の原因になります。また、CRC5-56などの機械油はモデルガンの素材を侵してしまうため使用は厳禁です。そういったことをモデルガン初心者にお伝えしていくのもガントレの役目と言えるでしょう。

出番を待つモデルガンたち

〜 温故知新 〜

エアガン全盛の今だからこそモデルガンに触れることに意義があるのかもしれません。

これらモデルガンに興味がある方は、GunTREXでレンジオフィサーに気軽に声をかけてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました