屋外のロングレンジ的をリモコン化‼︎

お知らせ

屋外の標的コンテナ内に設置してあるフォーリンプレート。射距離は20m

命中すると心地よい金属音が周辺に響きつつ、プレートが倒れるリアクションを楽しめるGunTREXの人気ターゲットの一つです。

これまでは、撃ち倒した鉄的をリセットするのに射座までの間を連結した紐を引くという原始的な方法を採ってきました。

それはそれで楽しかったのですが、紐の設置と撤収の際、荒天時は紐が泥水で濡れたりしてとても不快でした。また、鉄的をリセットする度にせっかくの射撃姿勢を崩さなければならないのも致命的でした。

この度、システムのリモコン化に成功しましたので報告します。

なんとコントローラーは、ご利用者さまのスマホです(*´∀`*)

以下に、事前の準備とご使用方法、射撃の楽しみ方や将来構想について解説します。

事前の準備

※ あなたのスマホに無料アプリ「SwitchBot」(スイッチボット)をダウンロードしておいて下さい。アプリの検索は、日英どちらでも大丈夫です。

※ iOS、アンドロイドは最新にしておいて下さい。

※ Wi-Fi環境下でのダウンロードを推奨します。

“SwitchBot”で検索

現地での準備

1 標的コンテナ内のフォーリンプレートの近くでアプリ「SwitchBot」を起動します。スマホのBluetoothは”ON”でご使用下さい。

2 自動的にSwitchBot (Bot + 個体識別番号)のアイコンが2つ表示されるので”Bot 4B“の方をタップします。下図参照

スマホ画面の様子 ”Bot 4B”をタップします。

※注意 “Bot 43“はパスワードロックがかかっていて操作できません。

3 アイコンの「歯車マーク」をタップした後、「筆記具マーク」をタップして任意の名前に書き換えます。下の例では「野外Fプレート」です。なお、「クラウドサービス」はデフォルトのまま「OFF」にしておいて下さい。

ご使用方法

※ 鉄的を射倒後、アイコンをタップしてターゲットを遠隔でリセットできます。

※ スマホ画面の「自動ロック」を「しない」にしておくと快適に使えます。

※ スマホのバッテリーの消耗が気になる方は、充電コードを持参して下さい。屋内射場のコンセントから充電できます。USB充電器は備え付けてあります。

※ 本システム構成におけるBluetoothの最大通信距離は、80mです。

射撃の楽しみ方

※ 鉄的の大きさは、外側から中心に直径8cm、10cm、11.5cmが左右対称に配置されています。

※ 11.5cm的は、ステンレス製で重いので命中しても簡単には倒せません。射撃部位を工夫したり、ダブルタップ、3発制限点射などを駆使して倒してみましょう。

※ 横風がある場合は、重いBB弾を使用すると弾道はより安定します。0.2g弾→0.25g弾→0.28g弾→0.3g弾などと試してみて下さい。当然ですが重いBB弾を使うと弾着は下にズレます。その場合はホップアップをやや強めに調整して下さい。屋外ですのでバイオ(生分解)BB弾のご使用にご協力下さい。

※ これからの季節、早朝から午前中にかけてガントレの森にはいろんな野鳥がやってきます。ウグイスや小鳥たちのさえずりをBGMに射座コンテナの扉を開放し、射撃台の上に自慢のライフルを据えて、お気に入りの飲み物を傍らに無心にシューティングに興じるのも素敵ではないでしょうか。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の下、”3密”を避けオープンエアーの中で個人的な射撃を楽しめるのはGunTREXならではの魅力です。ガントレ!カレンダーからご予約下さい。

※ 初めての方は、「GunTREX」のホームページのお問い合わせフォームからどうぞ。

写真はイメージです。

将来構想

「ターゲットをスマホで遠隔操作できる。しかもBluetoothで80mまで通信可能」

これは大変画期的なことです。

将来的には、ご利用者さまのスマホの代わりに専用のタブレットを常設して、今回ご紹介したフォーリンプレートのみならず、様々なターゲットを複数、遠隔操作することが理論上可能になりました。

これを応用すれば、不意に現出する的をインストラクターが主体的に制御したり、エアガン用に縮小した「戦闘射場」を再現することも出来るかもしれません。

「自衛官のための”自主トレ型”エアガン射場」を謳うGunTREX

今後、ご利用者さまのご意見も伺いながらGunTREXにしか出来ない魅力的な射場構成を開拓していきたいと思います。

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