ホルスタードロウのコツ

トレーニング

拳銃をヒップホルスターからドロウ(抜く)する際のポイントを紹介します。

まず準備段階として使用する銃にフィットするホルスターを選びましょう。

ベルトに固定する場合も滑って位置が毎回ズレてしまわないように装着するのがコツです。

ホルスターの種類やロック機構は色々とあるので別の機会に触れるとして、今回はサファリランド製のカイデックスホルスターを使用していることのみお伝えします。エジェクションポート(排莢孔)の段差を利用してロックするタイプです。ロックは、親指で解除します。

1911でドロウを練習中の田渕亜季さん

◼️第1段階

銃のグリップをしっかりと掴みロックを外します。同時にサポートハンド(利き手と反対の手)を胸骨の辺りに当てます。これには二つの意味があり、人間の急所である心臓を守ることと、左手を誤って撃ち抜かないようにするための習慣化と言われています。なお、左手を出来るだけ早く動かすことで右手も連動して早く動きます。意識してみましょう。

◼️第2段階

銃を必要最小限の高さだけ引き上げ、銃口を速やかに目標(標的)に指向します。まだ安全装置は掛かっていて引金にも指を掛けてません。

◼️第3段階

銃口を目標に指向したまま右手を突き出します。遅れることなく左手を追随させ、グリップを完成させます。この際、絶対に左手を銃口の前に出さないように注意します。

突き出す際は、最短距離でスッと出します。バレーのレシーブのようにしゃくり上げたり、釣竿を放るように上から被せるように構えるのはNGです。腕が伸び切る前までに安全装置(セーフティ)を解除して引金に指を掛けます。

◼️第4段階

照準をしながら引金の遊びを殺し、完了したならば引金を絞って目標を処理します。

目標を処理したならば、安全装置を掛けて銃をみぞおち付近まで引き付けます。視界の外にいる敵から銃を奪われないようにするためです。

トンネルビジョンを解消するため、頭を左右に回しつつ周囲の異状の有無を確認します。※ これはタクトレではお決まりの作法です。

◼️リバース

ドロウの逆順で銃をホルスターに戻します。ホルスターに戻すまでを一連の動作と捉え、途中で気を抜いてはいけません。

ホルスターに収める度に起こりがちなミスは、サポートハンド(利き手と反対の手)でホルスターを押さえること。万が一、銃を暴発させた際にサポートハンドを失うことになるので絶対に止めましょう。原因はホルスターの固定の不備です。毎回ホルスターがグラグラと移動してしまうために起こる必然的なミスです。しっかりと固定できるベルトや装備品を選びましょう。

もう一つは、無意識に銃口を体側に向けるようにしてホルスターに収めることです。これも理由は同じです。危険な癖を付けないように注意しましょう。

「やってるつもり」と実態は往々にして異なるものです。スマホで自撮りをしたり、レンジオフィサーや上級者にフォームをチェックしてもらったりして時々省みるようにしましょう。

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