乾いた音の正体

ターゲット

エアガン用に約1/5サイズに縮小したマンターゲット、通称「エアガン用人的」。5mからエアガンで射撃するための物だ。

至近距離射撃用シミュレータ用に特別に作ってみた。

難易度を上げたかったら6m、7mと射距離を伸ばせばいい。

雨や湿気でも的紙がふにゃふにゃにならないようにラミネート加工をしてみた。

試作品のため少し乱反射が気になる。

的を台座に設置してみると、やや表面の乱反射が気になったが、ラミネートには光沢仕上げではなく艶消しマット加工された物も売られているようだ。次回からはそれを使ってみよう。

早速、試射をしてみると一瞬でそれと分かる実弾射撃の時のような「パーン」という乾いた破裂音が響き渡る。子供の頃よく作った「紙鉄砲」の音のようにも聞こえる。野外であるにもかかわらず、その音はかなり大きい。89式小銃のガスブローバックの反動と相まって、この衝撃波により実弾を撃っているような感覚になるから不思議だ。

子供の頃から親父さんの猟銃の発射音を聞いて育ったOさんも同じ感想を漏らした。

これはいい!!

弾着を確認するとBB弾は貫通しておらず、ラミネート表面に半球形の凹みを残しているだけだ。状態は、アイキャッチ写真を参考にしてほしい。穴が空かないということは、耐久性のあるターゲットであるとも言える。

既に着弾した箇所を修復やマーキングしたりして以降の射撃に支障が無いようにすることを治痕(ちこん)というが、それを上手く工夫できればかなり良いターゲットになると確信している。

予め射撃年月日、射法、射手名を記入する欄を設けた。これなら射手も気軽に持ち帰れるし、紙のようにぐちゃぐちゃにならないので記録としての保存性も良いだろう。

使用後に持ち帰って、部屋の壁に掛けておいてもテンションが上がりそうだ。

更に実用試験と改良を重ねてガントレ!の名物ターゲットの一つにしていきたい。

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